実家のお墓が無くなるのか
次姉の娘(姪)から電話がありました。
兄の所から貰って来たアルバムの写真を
まだ送ってなくてごめんなさいと言う話。
そんなのはいつでも暇な時でいいわよと言って
あれこれおしゃべりしました。
そこで聞いた実家の墓じまいの話。
心根の優しい姪は、暇があると
わが家の実家のお墓に行って
お参りをしてくれてる。
姪の家から、そう遠くない場所だけど
それでも、こまめに行って
掃除してお参りしてくれる。
自分の母親(私の次姉)のお墓にも
ちょくちょく行くようだし
本当にいい子だ。
兄が亡くなって、お墓参りをしに
姪は夫婦で7月の初めだったかに
山形まで出向いて兄のお墓に
お参りして来てくれたそうだ。
兄には息子と娘がいるが
その息子の子供は二人とも女の子。
だから、いずれは我が家の姓はなくなる。
大したものではないが
歴史を紐解けば、秀吉の家来の中に
わが家と同じ苗字の家臣がいた。
(割と珍しい姓)
私の父親の実家は愛知方面だから
たどれば同じ祖なのかもしれないが
姓を継ぐ人がいなくなるのは
これからの世の常だろう。
なので、兄夫婦もお墓を持たず
どこかのお寺に合祀したらしい。
甥も自分の娘たちに負担はかけたくないだろう。
そして、私の実家のお墓。
いつ、どうなっても私はかまわないと思っていた。
すでに私の両親も亡くなって
数十年が経ち、今や立派な仏様に
なってる頃だろう。
姪が出向いてお墓参りして来た時、
実家の墓じまいの話が出たそうだ。
墓じまいをする時には
姪も一緒に見守りたいと申し出たらしいが
お墓に出向く事なく、
全て電話の交渉で済ませてしまえるので
お墓には出向かないと言ったそうだ。
今は、そう言う時代なのね。
姪はびっくりして「いつ墓じまいするの?」と聞いたら
8月か9月になるようだと言われて
姪はその前にお参りに行くと言ったらしい。
(姪も兄の子達、自分の従兄弟たちには
会ったことがなかったが、
兄と姪は結構親交があったので、
お参りに行きたかったそうだ)