私が生まれた日
全て真っ白な雪に埋もれていた
私が生まれた日
母は病いを得た
それでも私の生まれた日
ありがとうを父と母に！

両親は、戦前からずっと
東京の下町で大きなお蕎麦屋さんを
営んでいたそうです。

長男の兄とすぐ下の姉は
お手伝いさんが付くほど
乳母日傘で育ったらしいですが
戦争末期、建物疎開で
母の実家に疎開したと聞きました。

東京大空襲の際
見事に我が家は焼失したそうで
父親が戦争から戻るまで
一家で山形で暮らしました。

私は５人兄妹の末っ子ですが
私だけが山形生まれ。
上の兄や姉はみな東京生まれです。

父は、戦後一人東京で居酒屋を構え
年に何度か会いに来ました。

私を生んだ時
産後の肥立ちが悪く
母はずっと寝たきりで
１０歳の時に亡くなり
東京の父と暮らすことになった私は
その父とも１４歳の時に死に別れました。

結構、波乱万丈だった人生ですが
夫を亡くし親兄弟を亡くし
病を得ても
それでも今は割と幸せです

色々な事がたくさんありましたが
振り返ってみれば
全て過去の事です。
思い出にすればいいのです。

生きて来たことだけで
私は自分をほめてあげたい。
何度も挫折したけれど
これから先も来るであろう
明日を想いながら
これから何度も誕生日を迎えたいと
図々しくも心から願います。

この歌、大好きです😝

森山直太朗 - 生きてることが辛いなら