明日は明日の風が吹く・70代日々の綴り

(月の雫・・・)からのブログ名変更してます)

今更になって生きてる意味を考えても仕方がない
今、生きてる事が重要
来るであろう明日、来ないかもしれない明日
人はそう言う薄氷の上で
毎日を過ごしてるのだと思う
だから、今日が大事、今が大事
明日は明日の風が吹く

小茄子の漬物は姉の味

この地に住んでもう40年以上過ぎた。
すっかり博多弁のおばちゃんだが
心に残る故郷は10歳までしか住んでいない山形だ。


子供の頃の思い出や体験、味やにおい、風景も
全てが今も脳に刻まれてるのだろうか?


すぐ上の姉は5歳上だったが
生まれた時から田舎を離れるまで
一番長く一緒に暮らした。
この姉は料理が大好きだった。


姉の婚家先には何度も泊まりに行った。
そこで出してくれる料理は我が家の味そのもの。
私が一番好きだったのは小茄子の塩漬け。
毎年、大きな樽ひとつに大量の小茄子を漬けていて
行くたびに食べた大好きな漬物。


姉は40代で亡くなったが
この姉から小茄子の漬物を習った。


この地に越して来てから何が驚いたって
茄子が大きくて長い事だった(笑)
東京で売ってる茄子の倍はあるな。


小さなナスも売ってるが水ナスとか千両茄子とか
お高い茄子ばかりで、漬物にするほどの量を買ったら
それこそ腰が抜ける(爆)
なので、ずっと我慢して来た。


少し前、メルカリを何気に覗いたら
茄子を売ってる人がいた。
それも小茄子!!
即、申し込んだ。


すぐに返事が来て「明日の朝に収穫してすぐ送ります」とあった。
2日ほどで届いた。
それこそ茄子紺に光るきれいな茄子がぎっしり箱詰め。
ずっと求めてた茄子だ!全部で64個くらい?


すぐ、水洗いして分量の塩(いい加減な量だけど)と
少しの砂糖(茄子の皮が柔らかくなると聞いた)
そしてミョウバンを一定の水に全部入れてひと煮たち。


それを冷ましてから、漬物容器に入れて冷蔵庫に。
(今の季節は冷蔵庫)


次の日には、もう美しい色で漬けあがっていた。
でも、もう1日置いてから食べてみた。


わ~~~い、姉ちゃんの味だ!
美味しい!!懐かしい!!


ご飯が進む(*^。^*)
すぐにまた追加で注文しようとしたら
全てsold-outになっていて、全く買えなかった。
だって安いし新鮮だし、知ったら誰もが買うわね。
懲りずに、この人のサイトをこれかも探してみよう。


あえてヘタを取らずに漬けた。

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