明日は明日の風が吹く・70代日々の綴り

(月の雫・・・)からのブログ名変更してます)

今更になって生きてる意味を考えても仕方がない
今、生きてる事が重要
来るであろう明日、来ないかもしれない明日
人はそう言う薄氷の上で
毎日を過ごしてるのだと思う
だから、今日が大事、今が大事
明日は明日の風が吹く

「COCOA(ココア)」と韓国映画「君の誕生日」

コロナの接触通知アプリ「COCOA(ココア)を
最初からずっとインストールしてた。
毎日、毎日ログインしては接触を確認していた。
でもこのCOCOAは、コロナに感染した人が
自発的に登録するものだし、
スマホを持ってる人しか使えないアプリ。


ここ1年ぐらいはあまり活用しなかった。
いっそのこと削除しようとさえ思っていた。
数日前、河野デジタル大臣が
このCOCOAを廃止するとかなんとか・・


患者数の総人数を数えなくなるのだから
必要はないのかもね。
でも、まだ削除はしないでと言ってるけど
何かに使うの?
必要ないならすぐに削除したい派(笑)
何でも削除するので時々失敗をやらかす事も多々ある。
なので、もう少し河野大臣から発信があった時に
削除しようかな。


韓国映画「君の誕生日」
何気なくNetflixで観た映画。
チョン・ドヨンさんが好きなので興味を持ってみたのだが
内容が素晴らしかった。


多数の犠牲者を出した「セウォル号」沈没事故。
高校生の息子を亡くした家族は
みなそれを受け入れられない。
特にお母さんの嘆き方は尋常ではないが
どのご家族もそんな感じだったのだろう。


息子スホの誕生日を知り合いや友人や
ケア団体の人が開いてくれると言うが
かたくなに拒む。
死を受け入れる事が出来ないまま生きている。


それでも、ようやくお祝いの席に行くと
誰もがみんな、スホの思い出を話す。
同じ犠牲者の息子さんのお母さんは
「今、うちの子ときっとスホが一緒にいてくれると思う、
だから私は安心している」と伝える場面は切なかった。


この誕生日会で
死の悲しみを受け入れ、それに寄り添い
親しかった人達と思い出を語り合い
分かち合う事で誰もが心を癒すのだと思う。
お父さんが初めて号泣する場面は圧巻だった。


映画の内容もさることながら
犠牲者や家族や周りの人の気持ちが痛いほど伝わってきて
ずっと泣きながら見終わった。
映画を見ながらティッシュペーパーを
何枚も使ったのは久しぶりだ。


今も何も解決してない事件らしく、
遺族は国からの補償金を今も拒む人が多いそうだ。
とても心に残る映画でした。

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