前を向こう
たったひとりの兄の死は
とてもつらすぎました。
でも、兄は幸せな人生だった。
とてもやさしい人と結婚して
長年仲睦まじく暮らし
孫にもひ孫にも恵まれて
長い間、苦しい闘病をする事もなく
静かに旅立った。
今頃、空の上でみんなに会って
楽しくそれぞれの人生を語り合ってるかな?
その中に、夫もいたら嬉しいな。
いつか、私もその場所に行くだろうけど
もうちょっとだけ待っててください。
もう少しだけ、生きる事を頑張るから。
励ましのコメントありがとうございました。
別れはいつもつらいし、
誰もが経験する事ですが、
皆様の優しさをひしひしと感じました。
菅原孝標女 「新古今和歌集」
散る花も また来む春は 見もやせむ やがて別れし 人ぞ恋しき
(ちるはなも またこむはるは みもやせむ やがてわかれし ひとぞこひしき)
散っていく桜の花もまた
春がくると見ることができるだろう。
しかし死に別れたあの人とは
もう会うことができない。悲しく恋しいことだ。