明日は明日の風が吹く・70代日々の綴り

(月の雫・・・)からのブログ名変更してます)

今更になって生きてる意味を考えても仕方がない
今、生きてる事が重要
来るであろう明日、来ないかもしれない明日
人はそう言う薄氷の上で
毎日を過ごしてるのだと思う
だから、今日が大事、今が大事
明日は明日の風が吹く

兄がすい臓がん

今朝、山形からリンゴが届いた。
もう、数年前に義姉が亡くなってるので
面倒な事はしなくていいと断ってるのに
それでも忘れずに送ってくれる。


今年も、とても大きなリンゴ。
これが2段に詰まってます。


すぐに兄にお礼の電話をした。
元気?と聞くと元気だよと声も元気。


ただ、その後に兄が話してくれた事に驚いた。
少し前から胃の調子が悪かったので
かかりつけの病院に行ったら
その病院には胃カメラがないので
念のために胃カメラ検査しましょうと
他の病院を紹介して貰ったそうだ。


その他の病院に行って検査をしたら
どうも影が映ると言われ
子供さんがいるなら次に子供さんと一緒に
来てくださいと言われたらしい。


即座に息子が一緒に病院に行ったところ
膵臓に腫瘍が出来てますとの診断だった。


ただ、もうお歳だしそう進行は早くないだろうし
今は特にひどい症状もなさそうなので
このまま様子を見ましょうと言う事になったそうだ。


なので、抗がん剤も全くなし、
治療はしてないらしい。


それでも、元気だから昨日はカラオケに行って
6曲歌って来たと言う。


兄はもう90歳になる。
娘家族も息子家族もそばに住んでるし
週に2,3回娘と息子のお嫁さんが
様子を見に来てくれてるそうだから
安心は安心。


孫もいるしひ孫もいて、ひざが少し悪いだけで
義姉を先に見送ったけれど
不自由なく暮らしてるのだとか。


昔から民謡を習っていたので
歌はとても上手だし
シニアの野球もまだ続けている。


癌が体の中にあると言う事は
いつかその癌が悪さをして暴れる事もあるだろう。
痛みが出てきたらそう言う対処をして貰う
手はずになってるそうだし
訪問看護の人が週に一度来てくれてるそうだから
心配しないでと元気な声の兄。


私の歳になれば、私より年上の人を見送ることになる
世の順繰りだ。


夫の義姉を見送った事も私の中では安心してる気持ちがある。
目上の人に、何としても私の訃報を知らせる訳にはいかない。
なので、私は何としても踏ん張る。
兄には少しでも長く元気でいて欲しい。


義姉が亡くなってから、私の身内の目上の人は
たったひとり兄だけなのだから。


ただ、なぜかとても寂しい。
なぜか兄を想うと涙が流れる・・・
せつないなあ・・・


天童の農協から。
ありがとう、あんちゃん。


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