明日は明日の風が吹く・70代日々の綴り

(月の雫・・・)からのブログ名変更してます)

今更になって生きてる意味を考えても仕方がない
今、生きてる事が重要
来るであろう明日、来ないかもしれない明日
人はそう言う薄氷の上で
毎日を過ごしてるのだと思う
だから、今日が大事、今が大事
明日は明日の風が吹く

山形の芋煮会

山形県知事が今年の芋煮会は少人数でとの
お願いをしたらしいとネットニュースで知った。
日本一の大鍋(世界一かな?)での芋煮も毎年ニュースで見てたが、
去年に続き今年も中止だそうで、ちょっと寂しい。


今も、多分、山形では秋の河原での芋煮は普通に行われてるんだろうなあ。
私は、我が家でよく作る。


山形には小学校5年半ばまで住んでいたが、
学校行事の一環で芋煮会があった。
わが家のすぐ近くには、寒河江川と言う大きな川があって、
そこの河原で学校中で行うのだ。
遠足に近い感覚?


学校からクラスごとにリヤカーで材料を運び
家の前を通り(笑)河原に下りて適当な石を探して
石を積んでかまどを作り枯れ木を集め火を起こし
(さすがにマッチ使用(爆))
生徒たちと先生がせっせと準備をしたものだ。
広い河原のあちこちで煙が立ち
河原中に芋煮のいい匂いが漂ってワクワク~♪♪~


一級河川の川なので、とても水がきれい。
普通に川の水を使っていた気がするが、
河原の土手には湧き水があちこちに流れ出ていたので
それを使ったのかも知れない。
わが家も井戸はあったが、河原に下りる途中に湧き水があって、
野菜やスイカなどを冷やしていた。


牛肉とか家ではほとんど食べないので
牛肉の美味しい事と言ったら!
多分、今思えば牛肉の一番安いバラ肉だったのだろうが、
脂身が美味しいと感じた。


食器を家から持って行った記憶がないので
多分、学校の給食用のアルマイトの椀を持って行ったのかも?


大勢で食べる芋煮はとても美味しかった記憶しかない。
この行事は運動会と共に大きなイベントだった。
戻れない、帰れない遠い昔の田舎の暮らしは
今も確かに私の根底にあって
思い出すたび胸がじんわり温かくなる。


イナゴを取りに行くのも秋の風物だった。
近所の幼馴染たちと数人でイナゴを追いかけ過ぎて
迷子になった事などもあった。
イナゴの佃煮は美味しい(*^。^*)


お墓の周りに咲く真っ赤な彼岸花の花には
触ってはいけないとばあちゃんたちに言われていたが
後に彼岸花には毒があるのだと知った。


思い出せば、秋の記憶がやたらに多いな。
芋煮の記事から色々思い出したんだ(*^。^*)
芋煮の材料を買って来て、今度作ろう。



アンジェラ・アキ 『HOME』

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