明日は明日の風が吹く・70代日々の綴り

(月の雫・・・)からのブログ名変更してます)

今更になって生きてる意味を考えても仕方がない
今、生きてる事が重要
来るであろう明日、来ないかもしれない明日
人はそう言う薄氷の上で
毎日を過ごしてるのだと思う
だから、今日が大事、今が大事
明日は明日の風が吹く

落ち込んでるだろう

昨日、知り合いから仕事の用事の電話があった。
ご無沙汰ですみませんとお互いに言ってから
「実はですね、わんこが亡くなりまして・・・」と
すでに泣きながら話しだした。


この知人、子供さんがおられなくて
愛犬と二人暮らしだった。


それはそれは可愛がっていて
どこに行くにも連れて行くほどだった。


キャリーバッグに入れて、それを抱えて
どこへでも行っていた。


あんなに可愛がっていて
もし、ワンちゃんが旅立ったら
どうなるんだろうと時々思っていた。


それが現実になった。


仕事の話をそっちのけで
ワンちゃんの事を詳しく聞かせて貰った。


特に持病とかはなく、急に具合が悪くなったので
かかりつけの病院に急いで連れて行ったそうだ。


その時、先生も治療すれば元気になると話したそうだが
病院に置いて来たその日の昼過ぎに
亡くなったと電話があったらしい。


心臓だったのか?と聞くと
脳の異変らしかった。
泣いてるので、詳しくお聞き出来なかった。
14歳だったそうだが、早い旅立ちになってしまった。


亡くなったのは今月の初めの事らしいから
それからずっと落ち込んでるそうだ。
深刻なペットロスなのだろう。
ペットロスなどと言う言葉では
かたづけられないほど
家族を失った哀しさつらさ・・


私もわんこやにゃんこの家族を見送ったことがあるので
お気持ちはわかりますと慰めても
なんの慰めにもならない事は分かっている。
自分で立ち直らなければどうにもならないのだ。


「〇〇さんがあまりに悲しんでいると
わんちゃんは心配で虹の橋のたもとに行けませんよ」と
言ってはみたが、心虚しい言葉に聴こえただろう。


ご高齢の人だから
哀しみのあまりに、元気をなくすことの方が怖い。
何とか、必ず哀しみから立ち上がって欲しい。


。・ ゚・。* 。 +゚。・.。* ゚ + 。・゚・


読了「悪魔の羽」乃南アサ


短編が何編か載ってる小説。
短くても、一篇、一篇の読みごたえは十分。
春夏秋冬を描いてるようだが、
あとがきを読むとやっぱりそうだった。


表題にもなってる「悪魔の羽」も
人の心の機微が書かれていて
素晴らしかった。
うんうん、雪深い所に住んだ事のない人には
そう感じるだろうなあと実感。


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