明日は明日の風が吹く・70代日々の綴り

(月の雫・・・)からのブログ名変更してます)

今更になって生きてる意味を考えても仕方がない
今、生きてる事が重要
来るであろう明日、来ないかもしれない明日
人はそう言う薄氷の上で
毎日を過ごしてるのだと思う
だから、今日が大事、今が大事
明日は明日の風が吹く

大みそかに思う、「きょうという日」室生犀星

私の事と言えば、2度のカテーテルアブレーション、
網膜裂孔など今年も病院のお世話になった年でしたが
最後の最後になって全身湿布だらけで
過ごす羽目になった😂


それでも、何とか元気で大みそかを迎え
新年を迎えられそうなのでありがたいかな。


来年早々にひとつ歳を重ねるので
感慨は深い。


自分がこれほど長生きするとは思わなかったから。
わが家はみな短命なのです、たったひとり兄を除いては。


いつこの世とおさらばしてもいいと思ったり
もう少し生きてみたいと思ったり
気持ちはコロコロ変わるけど
やっぱりまだもう少し生きてみたい。


この先に素晴らしい未来が待ってるとは思わないが
それでも私の中には
生に対する執着心はまだあるようだ😂


大好きな義姉を亡くした今年。
それでも、なんだかんだ色々あっても、
振り返れば案外平穏だったと思う。


こういう風に思える事が一番大事ですね。
過ぎてしまえば、すぐに忘れる能天気だから
そう思えるのかも知れません。


良いお年をお迎えください。
お付き合いいただいてありがとうございました。


ようやく見つけた筋子💗
おいちぃ~~






室生犀星の詩を一篇



きょうという日 室生犀星


時計でも


十二時を打つとき


おしまいの鐘をよくきくと、


とても 大きく打つ、


きょうのおわかれにね、


きょうがもう帰って来ないために、


きょうが地球の上にもうなくなり、


ほかの無くなった日にまぎれ込んで


なんでもない日になって行くからだ、


茫々何千年の歳月に連れこまれるのだ、


きょうという日、


そんな日があったかしらと、


どんなにきょうが華かな日であっても、


人びとはそう言ってわすれて行く、


きょうの去るのを停めることが出来ない、


きょう一日だけでも好く生きなければならない。

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