おひとりさまの食卓
有馬 由美子さんの漫画から
「おひとりさまの食卓」(秋田書店 フォアミセス11月号掲載)
(雑誌の内容通りに書いています、
亡くなったご主人の名前が安夫さんでした)
安夫さん、あなたが逝ってから1年が経ちました
私ももうすぐ62歳です
突然、涙が止まらなくなったり
息苦しくなったり
そんな嵐のような日々も過ぎて
今は静かに暮らしています。
ただ、なんとなく力が出ないというか
まっすく歩くのさえしんどいと言うか
あなたが亡くなって
身体の半分が欠けてしまったみたいで
バランスがうまく取れないと言うか・・・
ヨロヨロとしか歩けないと言うか・・・
それでもういろんな事がどうでもよくなっちゃって
でも、美味しいものを食べるだけで変わるのね。
自分の為だけに
お料理するのも悪くない。
だったらせっかくだもの
新しいステキな器で食べてみようと思ったの
安夫さん、心配しないでね
私、ちゃんと歩いて行けるから
ちょっとヨロヨロしてるけど。
時々、こういう内容が掲載されると
どういう訳か涙が出ます。
私は一人暮らしではないし、
お料理も得意ではないけれど
この漫画の中の人の心情が
痛いように伝わってきてホロリ・・・
こんな時期を私も過ごしたんだなあって。
ブログを読ませていただいてる〇〇さんを思い出しました。