お布施と言う深い意味
仏教では見返りを求めない応分の施しを
「布施」と言うそうだ。
「六波羅蜜」と言う言葉、この世に生かされたまま
仏教の境地に達する為の六つの修行の事の中にあるのが「布施行」。
そして「無財の七施」と言うお金や物がない人でも
出来るお布施があり、いつでもだれでも実行できるもの。
これは自らの心に巣食う「とらわれ」や「むさぼり」の
毒を捨て去るための修行。
この中に「言辞施(ごんじせ)と言うものがあって
「やさしい言葉」「思いやりのある言葉」で
相手に伝えると言うもの。
やさしい言葉を使えば
相手も気分を害する事はなくなります。
仏教には「人の口の中に斧があると言う考えがあります。
「口の中の斧、言葉が刃物と言う考え。」
それ以上にそう言った心持ちで人と接する事が
自らを育てる一助となる、自分の成長につながる・・・
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「言辞施」とても素敵な言葉。
この言葉は私の愛読してる漫画
「エレガンスイヴ」と言う連載の中の「サチのお寺ごはん」に出て来る
深~~~~~~いお話だ。(笑)
夫を亡くしてからお寺とご縁が出来て、
私は一応はお寺を詣でていて仏教徒かも知れないが
そう熱心ではない。
ただ、ご住職の説法を聞いたりするのは好きだ。
毎月、護摩焚き法要があっていつも出掛けていた。
1時間か2時間の法要とご住職の説法。
コロナ禍になって、行くのを辞めて久しい。
大体、お寺の夫の所にお参りも行ってないし・・
命日だけは家族そろって出かけるが
その分しっかり家でお仏壇にお参りしてるので
夫は許してくれるだろう???と思ってる。
そうか、口の中に斧・・・
口で話す事も、こうやってブログに綴る事も
口の中の斧には気を付けないといけない。
我知らずに、人さまを傷つけてる場合があるかも知れないから。
昭和の遺物、かつてあったわが家の応接間に
鎮座していたソファーセット。
一人掛けのソファーはひとつづつ処分したが
これはまだ処分できずに今も居間で活躍してる。
ヵバーを取り換えた時に、久しぶりに見た深紅の美しい事。
もう40年は経つが、色あせが全くない。
昔の家具はやっぱりよく作ってあるなあ。
そして安いカバーをかけた。派手だけど好み(爆)