「その日の天使」
昨日、読んでいた漫画本の中に
中島らもさんの言葉が出て来た。
中島らも・・・なつかしいなあ。
ものすごく自由に自分の生きたいように生きた人だ。
遠い昔に彼の本を読んだ事があって
題名を忘れたがその中の一つのエッセイが
この「その日の天使」だった。
感激した事は覚えてるが、すっかり忘れていた(^_^;)
「その日の天使」中島らも
一人の人間の一日には、必ず一人、「その日の天使」がついている。
その天使は、日によって様々の容姿をもって現れる。
心・技・体ともに絶好調のときには、
これらの天使は、人には見えないもののようだ。
逆に、絶望的な気分に落ちているときには、
この天使が一日に一人だけ、
さしつかわされていることに、よく気づく。
こんなことがないだろうか。
暗い気持ちになって、冗談にでも、
“今、自殺したら”などと考えているときに、
とんでもない知人から電話がかかってくる。
あるいは、ふと開いた画集か何かの
一葉の絵によって救われるようなことが。
そうか、人には天使がついてるんだ。
その日の天使が。
そう考えると、人生も少しは軽くなるかな?
かと言って今が重い訳ではないが(*^。^*)
あの日、私には天使はいなかった。
私の天使は、きっと夫を連れて一緒に旅立ってくれたのかもね。