明日は明日の風が吹く・70代日々の綴り

(月の雫・・・)からのブログ名変更してます)

今更になって生きてる意味を考えても仕方がない
今、生きてる事が重要
来るであろう明日、来ないかもしれない明日
人はそう言う薄氷の上で
毎日を過ごしてるのだと思う
だから、今日が大事、今が大事
明日は明日の風が吹く

有意義な遺産の使い道

義姉が亡くなって、もう3か月になる。
実感はないが、毎日義姉の写真に向かって挨拶をする。


少し前に姪から電話があった。
義姉の遺産についての事だった。
勿論正式な遺言書はしたためていたそうだが
姪がそっち方面の仕事上、義姉が書いた時
姪は全て中身も把握してたのだろうし
姪が遺言書を預かっていたのだろう。


義姉の遺産は、全て姪が受け取ると言う話だった。
勿論、私も子供たちも全く異存はない。
義姉の為に全て動いて、晩年の義姉の面倒を
看て来たのは姪夫婦だから
義姉も、子供のような存在の姪に譲るのは当たり前だ。


義姉は遺言に書いていたし口頭でも姪に言ってたそうだが
国境なき医師団に結構な寄付をするようだ。
そして日本赤十字とか、子ども食堂を運営する非営利団体とかにも
寄付をすると云っていた。


義姉がそう言う寄付をすると言う話を
今まで聞いた事がなかったが
いかにも義姉らしいと思った。


ウクライナの戦争、イスラエルとハマスの戦争、
そこに出向いて治療に励んでいる
国境なき医師団の活躍に感銘を受けていて
義姉は寄付をと思ったのだろう。
と言うか、毎年赤十字とかユニセフとか
あちこちに定期的に寄付をしてたそうで
寄付のお願いと言う封書もあったそうだ。


義姉は義兄と二人で長い間個人経営の仕事をしていて
しっかりした人だったから
貯えは相当あったはずだ。


大昔、まだ夫が生きてた頃
仕事上でどうしても大金が必要になって
銀行にも勿論借りたが
まだ足りなかった分を義姉に頼んだ事がある。


義姉は夫が言った金額を即、送金して来た。
3千万?4千万?だったか、
あっという間に送金して来た。


結局、このお金は使わずに済んだので
すぐに義姉に送り返したが
その時夫が「ねえちゃん凄い預金してるんだね」と
義姉に聞いたら
その時義姉はまだ60歳前だったと思うが
「一生、暮らせるくらいのお金は残してある」と言ったそうだ。


夫は「あれはきっと億は持ってるな」と笑っていた。
それでなければ、たった一人の可愛い弟の為であっても、
ポンとそんな大金を貸すはずがない、
自分の所に余裕がなければ。


義兄が亡くなった後に
義姉は、姪の家の側にマンションを買って住みだしたので
姪や甥や妹さんや私達までもが
本当に安心したものだった。


義姉の残した遺産を、義姉の希望であちらこちらに
寄付すると言う凡人には出来ない事を
義姉の遺言通りにきちんと実行する姪も
とても立派だと思うし、義姉も喜んでるだろう。
お金の使い方でその人の人柄が出ると言うのは
こういう事なんだろう。


。・ ゚・。* 。 +゚。・.。* ゚ + 。・゚・


知り合いの人が、長年家族だった犬を
先日亡くされた。
落ち込みようは凄かったが
今日、聞いた情報によると
同じ犬種の子犬を買って
その子に愛情を注いでいるらしく
とてもお元気に毎日過ごされてるそうで
ああ、良かったとほっとした。


ただ、ご本人がもうご高齢なので
いつまでワンちゃんと一緒にいられるのか?
この人も義姉と同じで子供さんがいない。
子供のようにかわいがってる姪御さんがいるので
ワンちゃんの先も心配なないだろうけど。


お香です。
金木犀のお香は、どうかな?
消臭剤のような香りじゃないかな?と
心配しながら買ったけど
とてもいい香りでした。


×

非ログインユーザーとして返信する