明日は明日の風が吹く・70代日々の綴り

(月の雫・・・)からのブログ名変更してます)

今更になって生きてる意味を考えても仕方がない
今、生きてる事が重要
来るであろう明日、来ないかもしれない明日
人はそう言う薄氷の上で
毎日を過ごしてるのだと思う
だから、今日が大事、今が大事
明日は明日の風が吹く

懐かしい友と電話

昨日の夜、懐かしい友人からの着信。
小倉に住んでいた頃の親しかったママ友。
お互い、年賀状のやり取りを辞めて
たまに電話をするくらい。
去年も確か年明けに電話したんだった。


今年は向こうからかけてきてくれた。


お互いの近況を話すと止まらない。
子供たちの事、病気の事、今の生活の事など
会話はてんこもり😁


この友人、先天的な病気を患っているが
子供さんも二人産んでるし
いつも元気だった。


全く知らなかったが(友人が言わなかった)
3年前に乳がんの手術をしたのだそうだ。


初期の乳がんだったので、転移もなく今も
時折の通院をしながら元気でいるらしい。


ご主人が肺の病気で今入院されてるそうだが
近く退院する予定だそうだ。


常に酸素ボンベを使うようで
入院しているなら安心だが
退院となると、不安で仕方がないと言う。


独身の息子さんと同居してるのだが
あまり当てには出来ない、遅くまで働いてるのだからと
息子さんに気を使ってるが、
もっと頼りなさいよとアドバイスした。


彼女も自分の事、ご主人の事で、心配になって
あれこれ考えるのは以前の私と同じだ。
(良く分かる・・・)


ご主人も友人も亡くなった後、
息子一人でどうするんだろうと悩ましいそうだ。
(そこかい!と突っこんであげた🤣)


とりあえずは息子さんは元気で働いてるのだし
自分の事とご主人の事を中心に考えたら?と言ってみたが
そのご主人が治らないまま帰宅するのが
怖くてたまらないそうだ。


いつ、何があるか分からないから
恐ろしいと・・・
完全に治っての退院ではないから
とても不安なんだろう。


今、病院は長く入院はさせない方針だろうし
主治医の先生に不安を訴えたら
何かあったらすぐに救急車を呼びなさいと言われたと
余計に不安が増したそうだ。


私よりも2歳上の彼女、毎日あれこれ考えて
眠れないと言うので
睡眠剤を飲んだら?と言うと
以前に処方されて飲んだ事があったけど
物凄く体調が悪くなったそうで飲むのを辞めたって。


私たちの年代は、こんな話ばかりだが
それでも負けてはいられない。


「死ぬまで生きないと!
いつか死ぬけど、それまで生きないと!
頑張らんでいいけど、踏ん張ろう!
凄く頑張って生きて来たんだから
頑張らんで、踏ん張ろう!」と
妙な慰めを言ってしまった。


私も夫が亡くなる前は不安だらけだった。
時を経て、それを乗り越えたつもりだが
友人の話を聞くと
友人の心情が良く分かって
友人のつらい気持ちがひしひし伝わって来る。


どんな言葉も慰めにはならない。
当事者にしか分からないのだから・・・
でも、誰かに話す事で少しでも気がまぎれるのなら
いつでも電話してねと電話を切った。


娘さんがいるのだが、長い間絶縁状態だそうで
何があったのか・・
(少しは事情は知ってるけど)


無常・・・と言う感じ。
生きていると言う事は
常に無常の風が吹いてると言う事だろう。


しかし、私は前を向く。
今を生きてみる。


画像に意味はありません😂


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