明日は明日の風が吹く・70代日々の綴り

(月の雫・・・)からのブログ名変更してます)

今更になって生きてる意味を考えても仕方がない
今、生きてる事が重要
来るであろう明日、来ないかもしれない明日
人はそう言う薄氷の上で
毎日を過ごしてるのだと思う
だから、今日が大事、今が大事
明日は明日の風が吹く

友人達と楽しい時間、老後の話ばかり(笑)

いいお天気の中、昨日友人達に会って来た。
ひと月ぶり。
みんな元気で会えてうれしい。


いつものメンバーでカフェへ。
昨日は空いていてゆっくりできた。


大きな会社を経営してるご夫婦のご主人が
大病をして会社を畳んだと言う話をしたのでびっくり。
(子供さん達は家業を継がないらしい)
顔を見る限り元気そうだが
さすがに少し痩せていた。


それでも、庭仕事するのが好きで
日焼けしてるのだから元気なのだろう。


本当はもういわゆるサ高住的な施設に入りたいらしいが
夫婦で意見が違うようだった。


場所は、市内でもとても人気のあるエリアだが
中心部ではないのがご主人は気に入らないらしい。
奥さんの方は、そんなところに入るよりも
家でお手伝いさんとか、なんたらサービスとかを頼んで
過ごしたいと言う。


「だってあなた!入居金だけでひとり3千万はするのよ!
その上2人で入居したら毎月50万だか60万だかはかかる!
いくつまで生きられるか分からないけど
そんなお金を払い続けるってどうなのよ!」とか
2人で言い合っていた(爆)


非常に仲のいいご夫婦。
とてもお金持ち。


そして「結局、この歳になると
病気の事とか、老後の事とか(しっかり老後だけど
お金の事とか、誰に相続させるかとかばかりの
話になっちゃうわね」で落ち着いた(爆)


そして葬儀の話。
私は息子達に迷惑をかけたくないし
誰にも知らせず、直葬でいいし
なんならご住職も呼ばないでいい、
お骨を納める時に、短ゕ~~~~い戒名だけを
いただいてね、お父さんのような長い戒名だったら
お金がものすごく高いので、
お納めする金額が少ないと
たぶん戒名も短いはずだからそれでいいからと😆


(お仏壇の中に戒名料と御膳料を用意しておこうと
思いながらいつも忘れてます(^_^;))


今日こそ!🤣🤣🤣


この頃は、戒名を貰わずに永代供養料を支払って
生前の名前を墓碑に刻む人が多いそうだ。


ただ、お寺だとそうはいかない。
戒名をいただかないと埋葬してくれないそうだから
それはそれで仕方がないと思う。


だけど、考えればただの合祀でいいんだけどなあ。
どこかの場所で見知らぬどなたかが一緒だって
どうってことないと思えるが
今更そうはいかない。


Mちゃんも、「死んだら自分には関係ないんだし
姪の好きにして欲しい」と言った。
Mちゃんは子供がいなくてご主人も亡くなって
独り暮らしの気ままな生活。


マンションも預金も多数のブランドの服もバッグも
宝石も全部姪御さんに譲ると遺言書を書いてあるそうだ。
葬儀屋さんに予約してすでにお金も支払っていると言うし
用意周到に準備はしてるらしい。


Yちゃんは、もっぱら妹さんの家族が気になって仕方がないと言う。
妹さんは、数年前に癌で亡くなった。
ご主人と息子さん娘さんがいるが、娘さんは妹さんの連れ子、
ご主人にも前の奥さんに子供さんが二人いるが
長年全く子供さんとは交流はないそうだ。


Yちゃんの妹さんは長年事業をされていて
かなり大きな財産を残した。
ご主人も普通に働いていたが、
妹さんの稼ぎとは比べ物にならない普通の給料。


妹さんが亡くなった時、ご主人と娘さん、息子さんが
相続したと言う話だった。


今、万が一にそのご主人が亡くなったら
息子が相続するだろうけど(妹さんの連れ子の娘さんは
ご主人と養子縁組をしていない)
ご主人の前の奥さんの子供二人にも
相続権が生まれるのだろうか?と心配していた。


まぁ、生まれるでしょうね、法律的には。
Yちゃんにしてみれば、大きな財産を作ったのは
妹さんだから、顔も知らないご主人の子供たちにも
相続されるのは納得がいかないって・・・


だったら、今のうちにそれこそ妹さんの旦那さん
Yちゃんの義弟に遺言書を書かせるべきねと
みんなの意見。


財産があってもそう言う苦労があるのだな。
相続で揉めるのは面倒だから
生前にきちんとしておくのが一番という結論。


老後の事は、あちこちで色々とブログで読ませていただく。
まだ50代、60代前半の人には、お父様やお母さまがおられて
介護施設事情や実際の介護の事などを書いているが、
たぶんご自分の老後の実感はそれほどないだろう。


私も、50代には自分の老後など切実に考えた事がなかったし
60代は、夫に先立たれて精神的、心理的にダメージを受け
自分が必死で生きる事しか頭になかった。


70歳を迎えて、ようやく自分の先を考えるようになった。
まず子供たちの事を考えたが
考えてもどうしようもない。
死んでしまえば、それまでだから考えるのは辞めようと
息子にも言われ、自分でもそう思ったら
心がずいぶんと軽くなった。


ただ、どんな最期を迎えるのかは
誰にも分らないのだから、
なるようにしかならないと最近は開き直ってるかも?😆


人生はいつか終わる。
願わくば、苦しまずにピンピンコロリと
逝きたいところだが
そううまくは行かないのも人生。


長い話になりました。


同じ年代の人が逝く訃報はあまりに寂しい。
私よりも1歳年下。
素晴らしい曲をたくさん聞かせていただきましたが
この「群青」も大好きです。


空を染めてゆく この雪が静かに
海に積もりて 波を凍らせる
空を染めてゆく この雪が静かに
海を眠らせ 貴方を眠らせる
手折れば散る 薄紫の
野辺に咲きたる 一輪の
花に似て 儚なきは人の命か

せめて海に散れ 想いが届かば
せめて海に咲け 心の冬薔薇


老いた足どりで 想いを巡らせ
海に向いて 一人立たずめば
我より先に逝く 不幸は許せど
残りて哀しみを 抱く身のつらさよ
君を背おい 歩いた日の
ぬくもり背中に 消えかけて
泣けと如く群青の 海に降る雪
砂に腹這いて 海の声を聞く
待っていておくれ もうすぐ還るよ


空を染めてゆく この雪が静かに
海に積もりて 波を凍らせる
空を染めてゆく この雪が静かに
海を眠らせて 貴方を眠らせる




群青 谷村新司さんの歌唱です

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