明日は明日の風が吹く・70代日々の綴り

(月の雫・・・)からのブログ名変更してます)

今更になって生きてる意味を考えても仕方がない
今、生きてる事が重要
来るであろう明日、来ないかもしれない明日
人はそう言う薄氷の上で
毎日を過ごしてるのだと思う
だから、今日が大事、今が大事
明日は明日の風が吹く

年金、生活費の話

私達高齢者の生活費、年金などには誰もが興味があると思う。
よその家の経済事情を覗き込む機会はそうそうない。
時々、赤裸々に家計費、生活費を書いている人のブログも
読んだりするが、
あくまでもネットの中の話であって、本当かどうかは定かではないが
割と楽しく想像を膨らませて読ませていただいたりする。


さて、リアルな私達高齢者の生活費。
私や私の知り合いなどの大まかな話を書いてみよう。


まず、私だが夫が小さな会社を営んでいたのだが
以前は、社会保険に入らずとも良かったので
長い間、夫も私も国民年金を払っていた。


夫は病気が分った時丁度60歳だったので
60歳から国民年金を受給した。
持って2年と宣告されたので年金受給を夫は決断・・・
これが失敗だったとは後で知る。


夫が亡くなって私が会社の代表になった。
従業員は子供2人のささやかな会社。


色々な手続きを済ませて役所に行った時
夫はすでに年金を受給していたので
妻に対する国民年金からの遺族年金はゼロだった。
もしも夫が年金を前倒しで受給して居なかったら
私に遺族年金がささやかながら下りるはずのようだった。
(これは年金事務所で後から聞いた)
こういう事には無知だった夫と私。
ある程度、預金で残せば私の生活は大丈夫だろうと
夫は思っていたようだ。


そして、その頃から厚生年金事務局から手紙が度々来るようになった。
会社組織の所は社会保険、厚生年金に加入してくださいとの
内容だった。
東京で働いていた子供たちは、父親の死をきっかけに
2人とも家に戻って来ていて
父親の仕事を手伝っていたが、当然東京の会社では社会保険だったし
厚生年金も支払っていたので
こっちでも勿論社会保険に入り厚生年金に入ると言うので
税理士さんに頼んで社会保険に入った。


でも、私はすぐに年金受給の歳になった。
数年間分の厚生年金と国民年金を合わせたものを
2か月に一度いただくがささやかな金額だ。
国民年金は20歳から入っていなかったので
数年間の空白があって満額ではないが
微々たる厚生年金額と合わせると2か月で13万ちょっと?
なのでひと月7万ほどかな?
到底この金額では暮らせません(^_^;)


会社からお給料は出てるが、
一番低い金額にして
その分は子供たちの給料に支払っている。
なので、結局は夫の残した預金を取り崩して暮らしている。


夫は亡くなる数年前から株にハマって
やたらに勉強して株の売買を始めた。
病気との闘いの合間の楽しみだったのだろう。
好きなゴルフにも行けなくなったし、
夫が働いて得たお金だから夫の好きなようにさせた。
亡くなった後、その株も私は相続したが
株はことごとく駄々下がりして結局何年か前に
全部を売り払った。
総額うん千万で買った株は結局2千万ほどにしかならなかった。
塩漬けにしておくのがいいと人に言われたが
株など全く分からない素人には株を持ってるだけで面倒だったので
売った事は後悔してはいない。



話が長くなったので、今日はここまで。
次に、私の友人や知人の年金などでの暮らしぶりを
書こうと思います。


雷山 千如寺 大悲王院の大楓の紅葉。
毎年通ってたけど、ここ数年は行けなくて。
でも今年は拝観できるようですが混むだろうなあ。



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