明日は明日の風が吹く・70代日々の綴り

(月の雫・・・)からのブログ名変更してます)

今更になって生きてる意味を考えても仕方がない
今、生きてる事が重要
来るであろう明日、来ないかもしれない明日
人はそう言う薄氷の上で
毎日を過ごしてるのだと思う
だから、今日が大事、今が大事
明日は明日の風が吹く

それぞれの吾亦紅、草野誼さんの漫画

とらひめさんのブログを読ませていただいて
その中に「吾亦紅」の曲が出てきて
ああ、偶然にも同じ「吾亦紅」だと感じた。


吾亦紅の漢字は「吾亦紅、吾木香、吾妹紅」など
色々表すようだ。


さだまさしさんの「吾亦紅」と
すぎもとまさしさんの「吾亦紅」は、
全く違う歌だが同じように感慨深い歌だ。



吾亦紅 さだまさし




【MV】すぎもとまさと/吾亦紅(full .ver)


そして偶然にも昨日読んだ漫画。
大好きな作家さんのひとりの漫画だが
草野誼(よしみ)さん。
女性向け漫画雑誌に載ってますが
男性作家さんです。


題名が「われもこう」これは「吾妹紅」と書いてある。
内容がとても素晴らしかった。


田舎の小さな町の小さな食品店の息子は
町一番の美少年。
その少年に憧れる少女は
あまり美人でもなく平凡な地味な子。


それでも少女は少年が好きだった。
少年の家の庭先に咲いてる「われもこう」の花を
通りすがりに眺めるのがやっとの幼い恋。


やがて大人になって、ふとしたことから
その少女は憧れていた少年とある出来事から
やがて結婚するが
娘はいつも不安だった。


なぜ、私と結婚してくれたのか?
お義母さんの介護の為?お店の為?
それでも、幸せだと言い聞かせる日々。
恋しい人の弱みに付け込んで
結婚を迫ってしまったから
愛して貰えないのか。


義母が亡くなってからも娘は
ひとりで庭に「われもこう」を植え続ける。
われもこうが自分の事のように。


結婚した人は、車で時々ふらりと
山の上まで行ってしまう。


ある日、夫がお客に妻の今までの苦労を
あれこれ言って悪く言うのは辞めてくれと叫んでしまう。


そこで娘は、家を飛び出して夫の車に乗って
裏山に上がる。
やっぱり私は、愛されてない・・


ようやくたどり着いた裏山の広い地に
われもこうの花が延々と咲いていて
娘は驚く。


そこに後を追って来た夫。
こんなにわれもこうが咲いてると言うと
夫が「俺が植えたんだ、
昔、家の庭に好きな子の為にわれもこうを植えた事がある、
家の前をうつむいて何度も何度も通り過ぎるその子に
見せたくて庭に吾亦紅を植え続けた。


いつかこの庭にいっぱいのわれもこうが咲いたら
その子に自分の気持ちを伝えようと思っていた。


でも俺は気が付いたんだ、
みんなは卒業してこの町から出て行くのに
俺はここでお店とおふくろを守って行かなければいけない
どうして一緒に残ってくれなんて言えるだろう、
ここで俺と暮らしても
苦労させるのは分かってるのに・・・


だけど春になっても彼女はこの町にいてくれた
その時のうれしさ、そしてあの夏、
彼女が店にやってきて・・・


彼女がここにいる、ずっと俺の側にいてくれる
胸が熱くなって言葉が出なかった。


俺の気持ちが伝わらない、だから
だれもこないこの山の上に
俺はまたわれもこううを植え始めたんだ
伝わらない思いの数だけ、
ここが花でいっぱいになったら
君をここに連れて来ようと思ってたんだ・・・


われもこう・・・--ー我も恋うーーー                                                                   


ってなラブストーリーな漫画を読みながら
泣けてきたBBAでありました。



吾亦紅の花。


大好きなルピシアのお茶を買って来ました。
いもくりかぼ茶って名前😂
期間限定だそうで、まだ飲んでません。


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