明日は明日の風が吹く・70代日々の綴り

(月の雫・・・)からのブログ名変更してます)

今更になって生きてる意味を考えても仕方がない
今、生きてる事が重要
来るであろう明日、来ないかもしれない明日
人はそう言う薄氷の上で
毎日を過ごしてるのだと思う
だから、今日が大事、今が大事
明日は明日の風が吹く

小説「女たちの避難所」垣谷美雨

東日本大震災の様子を書いた内容。
私達はあの大災害をたくさんの情報で知っただけで
映像を見ては、凄まじい災害に息を飲んだものだ。
知人がその時福島に居て、甥の家族も仙台に居た。
しばらくこちらからは連絡をしなかった。


兄経由で甥家族は元気だったそうだし
知人もずっと後になって連絡が取れて
大丈夫だと言う事だったが
連日の報道に、心が痛んで涙が出た。


でも、やっぱり他人ごとなのだ。
しばらくするとその涙も忘れてしまう。


この小説の中には、避難所での生活が書かれていて
作家さんが実際に体験したように描かれていた。
あっという間に読み終えた。
私の考えの及ばない知らない事がたくさんあった。
読んでいて心がしんどかったことも確かだ。


作家さんは被災されたたくさんの人に会い
その時の様子を小説の中で赤裸々に描いたのだろう。
その言葉の裏には、もっともっとつらい出来事が多かったのだろう。


小説を読み始めると、止まらなくなる。
最後まで読んでしまいたくなって、
途中で読むのを辞めるのが大変だ。(*^。^*)


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