明日は明日の風が吹く・70代日々の綴り

(月の雫・・・)からのブログ名変更してます)

今更になって生きてる意味を考えても仕方がない
今、生きてる事が重要
来るであろう明日、来ないかもしれない明日
人はそう言う薄氷の上で
毎日を過ごしてるのだと思う
だから、今日が大事、今が大事
明日は明日の風が吹く

新米を注文、読了「水曜日の凱歌」乃南アサ(感激して読み終えた)

ヘッダーや背景のカラーがどぎつすぎて
変更しました🤣
(しょっちゅう変えてすみません💦)


そろそろ、福岡でも新米は出始めてる。
福岡のお米(元気つくし)も美味しいが
やっぱり我がふるさと山形のお米が好きだ。


9月に亡くなった夫の義姉は
毎年、新潟の魚沼のお米を送ってくれていた。
そのお米も味が落ちたからと
伊達正夢と言うお米を送ってくれるようになった。


このお米も美味しかった。


もう義姉からお米が届く事はない・・・


JAのサイトで山形のお米を注文した。
「つや姫」という名前のブランド。
このお米が大好き💗


JAお米ランキングでは
青森の「青天の霹靂」に次いで
「つや姫」は人気があるらしい。


「青天の霹靂」も「つや姫」も
最近は、割と買い物に行くスーパーでも
売るようになったので嬉しい。


お取り寄せだと送料がお高いしね~😂
近くで買えるのはいいわぁ。


順次発送となってるから
今月末までに届けば嬉しいけど。


。・ ゚・。* 。 +゚。・.。* ゚ + 。・゚・


読了「水曜の凱歌」乃南アサ


秋の夜長の読書ではないが
今は、もう寝る前には必ず読書。
韓ドラも以前のように必死で見てないなあ。
それほど夢中になれる作品が
今はないと思ってるからかも。


この「水曜の凱歌」は、本当に面白く
一気に読んでしまった。


乃南アサさんの小説は
色々なものと闘う女性が出て来るが
今回の内容は、ぼんやり分かっていても
知らなかった事実が書いてあって
えっ?と思いながら読んだ。


昭和20年3月の大空襲で焼け野原になった東京の
むごたらしい状況を目にする少女の目線から始まる。


この少女の住んでいた本所は今の墨田区、
私の両親が住んでいた場所は台東区下谷。
同じ下町と呼ばれる区域。


主人公の住んでいた場所と同じように
わが家も空襲で焼けたが
その時、父は兵隊で満州に行っていたし
母親は建物疎開の為に実家のある山形に疎開していた。


なので、最初のページから吸い込まれるように読んだ。


8月15日の終戦の日の翌日から
政府はすでに上陸してくるアメリカ兵の対策として
日本の婦女子の防波堤となるべく
いわゆる慰安所を作り始めたと言う事実には
非常に驚いた。


慰安所と言う名の施設があるのは知っていたが
これほど素早く政府が率先して作り出したと言う事実。


幼い少女の目線から見える戦後の日本の姿。
私はかろうじて戦後の生まれだが
東北の田舎で生まれて育ったので
悲惨な光景を見る事もなく
終戦後の焼け野原の東京を見る事もなく
のんびりと育った。


でものちのちあれこれ戦後の東京の姿を
聞いたり知ったりすることになったが
これほどの事が戦後すぐに起きてたと言う事が
事実として小説から知らされると
驚くほかにない。


非常に面白く読ませて貰った。


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