明日は明日の風が吹く・70代日々の綴り

(月の雫・・・)からのブログ名変更してます)

今更になって生きてる意味を考えても仕方がない
今、生きてる事が重要
来るであろう明日、来ないかもしれない明日
人はそう言う薄氷の上で
毎日を過ごしてるのだと思う
だから、今日が大事、今が大事
明日は明日の風が吹く

姪の命日

私の一番上の姉の子、姪が亡くなったのは
2021年の今日だった。



享年56歳。
若すぎる死。



3人の子に恵まれて一番下の子が高校卒業と言う頃だった。
その子がアルバイトから帰って来て、
自分の母親がトイレに入ってるのを確認してる。



でも、いつまで経っても出て来ないので
トイレを開けたら母親が亡くなっていたと・・



姪とは電話でも話すし、メールでのやりとりも頻繁にしていたが
姪の家族、ご主人とは一度会ったきりだし
子供達とは、姪の母親(私の姉)の葬儀の時に
ちょっとだけ会ってお小遣いを渡したっきり。



性格が私とよく似ていて
日頃から具合が悪い、具合が悪いと言うので
心療内科を勧めたら、案の定鬱だったそうだ。



姪には姪なりの大変な事があったのだろう。
旦那さんの実家の事で、忙しかったそうだ。
でも、元気になったときは
電話やメールであれこれ話してくれたし
私を母親代わりと考えてた部分もある。
遠くて会えないねといつも言っていた。



姪の死因は、心臓麻痺だったそうだ。
コロナ禍の中だったので
葬儀には出られず、お花とお香典と手紙を送った。



姪の母親(私の姉)は団地でひとり暮らしだったが
姪が珍しく10日ほど電話をしなかったら
その間に姉は孤独死をした。
72歳だった。



姉の部屋の後片付けから葬儀やら全てを
姪が一人で全部やったそうだが
(兄がいるのに)
それ以来、病気を発症したようだ。



すでに子供たちは成人してる、あるいはもう短大生?
あれこれストレスを抱えていたのだろうが
病気だとは聞いていない。
鬱以外には。



それにしても、こんなにあっさりと
この世界からいなくなると言う恐怖。
56歳と若かったが
それでも、きっとそれほど苦しまずに
母親(私の姉)の元に
旅立てたのだろうと思う。



これから、子供たちの結婚や
生まれるであろう孫たちを
見られない事は心残りだろうが
心臓麻痺と聞いて、長い時間苦しまなかったのかな?
それだけを願った。
ただそれだけを願った。



私の姉は、きっと娘があまりにも早く
自分の所に来たので
きっと叱責しながらも、良く頑張ったねと
抱きしめただろう。



とても仲良しな親子だったから。
雨が降りそうな曇天。
今日は気持ちも曇天・・・
せめて明るいあせびの花。

×

非ログインユーザーとして返信する