明日は明日の風が吹く・70代日々の綴り

(月の雫・・・)からのブログ名変更してます)

今更になって生きてる意味を考えても仕方がない
今、生きてる事が重要
来るであろう明日、来ないかもしれない明日
人はそう言う薄氷の上で
毎日を過ごしてるのだと思う
だから、今日が大事、今が大事
明日は明日の風が吹く

韓国ドラマ「アンナ」と群ようこ「働かないの」読了

アマプラで見た短いドラマ。
スジちゃんは相変わらず可愛い。
いくつになったんだろうか?きれいだな。
韓国ドラマで6話と言うのは短い。
日本のドラマでさえ10話なのに。
すべては、単純な嘘から始まる。
嘘は、主人公を全く違う人生に導いてしまうと言う内容。


簡潔で、まぁ面白かった。
ありえない話ではないだろうけど、振り返れば私の人生には
そう言う事はなかったと言える。
人は、偽りながら生きてるようなもの。
嘘をつかないで生きる事など無い。
大なり小なり人は嘘をつくのだ、人だから・・・
勿論私もだけど(*^。^*)



小さい頃に、お寺のお坊さんだかに
「嘘をつくとあの世に行ってから閻魔様に舌を抜かれて
地獄に落とされるよ」って聞いた事を今もしっかり覚えていて、
思春期真っただ中の頃には、ああ、私は嘘をついたから
地獄に行くんだと本気で思っていた。
純情だったなあ(爆)


秋田書店から出てる「エレガンスイヴ」という雑誌の漫画の中に
「サチのお寺ごはん」という題名の連載がある。
お寺の跡継ぎの若い源導さんと言うお坊さんが出て来るのだが、
お寺での食事の作り方とか、仏教の教えとかが出てきて
精進料理は意外に簡単に作れるものが多いし
仏教の教えと言うのも、堅苦しくなく解説されていて
非常に為になる話が出てきて、私はこの作品が大好きだ。


今回のお話はこうだった。


幸せと感じる事は一時的な感覚であることが
特徴ですよね。
ですから、その幸せが変化したり終了した時は
あたかも突然不幸に見舞われ
苦に苛まれたように思ってしまいます。


仏教では哀しみなどの元である
「苦」を取り除いた先にあるものが
「幸せ」だと考えます。


四苦八苦と言う言葉がありますよね。
四苦は「生老病死」人間であれば
決して逃れられない苦しみの事。
そしてそこに「愛別離苦」「怨憎会苦」「求不得苦」「五陰盛苦」
と加えて八苦となります。
仏教でいう「幸せ」は
これらの全ての苦しみを取り去った状態を指します。


このような苦しみから抜け出す事を「解脱」と言いますが
だれそれとすぐに成し遂げる事は出来ないでしょう。


ですからせめて覚えていて欲しいのは
今感じてる幸せが永遠ではないと言う事です。


へぇ~~~、そうなのか。
難しい事は分からないけど、
私は幸せはどこにでも転がってると思う。
暑い日の朝、起きてすぐに冷たいお茶を飲んだ瞬間
「ああ美味しい、幸せだな」と毎朝思うし
美味しいものを食べた時にも思う。
小説やテレビドラマを見ても思うし
いい買い物した時も思うし、
普通に一日を過ごせただけでもそう思う。
私の幸せはほんのちっぽけなものだが
そう言う事が幸せだと思える自分が好きだ。
だから「解脱」しなくていいかな(爆)


群ようこさんの「れんげ荘」シリーズを読みだしていて
「働かないの」を読了した。
主人公の生き方も好きだが
私には絶対に出来ないのであこがれはある。
自分に出来ない事、自分が経験してない事、
自分がしたかった事・・・
だから皆さんのブログを読むのが好きなんだと思う。
私って単純な頭の持ち主だから(笑)

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