刑務所で病死だそうだ
2年前、福岡の隣、佐賀県鳥栖と言う所で凄惨な事件があった。
平凡な主婦が太ももをナイフや割りばしで
数回にわたって刺され
出血性ショックで亡くなった事件。
遺体は、大宰府の駐車場の車の中から見つかった。
犯人たちは、この主婦に多額の借金をさせて
返済と言う名のもとに、
監禁状態で日頃からいじめ続けていたそうだ。
事件の以前から家族が何度も何度も
佐賀県鳥栖警察に事情を話し、
何とかして欲しいと懇願したにも関わらず
警察は取り合わなかった。
結局、この被害者は殺されて発見された。
当時、犯罪のむごさもニュースで何度も取り上げられたが
警察のずさんさも何度も取り上げられ
ずっとニュースで繰り返された。
結局、犯人は捕まって刑も確定し服役中だった。
主犯の女は42歳(当時)懲役22年、
愛人だった男25歳(当時)懲役15年の判決だった。
亡くなった人の家族は、犯人も憎いが
当時の警察の対応にずっと憤怒して来た。
亡くなった主婦の夫や母親が
何度も警察に嘆願し、証拠の品までも持参し
妻を連れ戻してくれと頼んだのに
警察は結局うやむやにして動かず、
結局、福岡県警がこの二人(他にも共犯者はいた)を
別な容疑で逮捕し、この事件も明るみに出たのだった。
(細かい報道内容)↓↓
この主犯の女は、佐賀の女子刑務所に収監されていたが
この8月に死んだとの報道。
どうやら病死らしかった。
収監されてまだ間もない。
罪の償いもせずに死んだのかと
誰もが思うだろう。
生きて収監されて罪を償いながら
いてくれたらまだしも
病死とは、ご家族も納得いかず悔しいだろうな。
しかし、人はこうも残酷になれるものだと
犯罪のニュースを見るたびに思う。
それなのに、人はすぐに忘れる・・
この刑務所で死んだと言うニュースが流れなければ
私は頭の片隅にさえ、この事件を思い出さなかった。
次々と毎日のように流される悲惨な事件や出来事に
目を奪われてしまっているのだ。
昔から残忍な悲惨な事件はあったと思うが
今の時代のように、インターネットが普及したため
頻繁にあらゆる事件の報道が流されるので
私たちは、こういう事に慣れてしまってるのではないか?
インターネットの中の出来事すべてを
信じては駄目だろうが
真実かそうでないかを見極める事も
大事な事で重要だと思う。
便利ではあるが、ある意味危険な要素も多々ある。
私のように、ネット大好き人間は気をつけなければ(^_^;)
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ピンクの可憐な菊の花、挿し木からようやく咲いた。